神輿（みこし）と和太鼓☆神輿（みこし）と和太鼓の名称豆知識☆

神輿（みこし）

　神輿（みこし）と和太鼓の名称のご紹介

　神輿（みこし）はお祭の花形ですが、神輿（みこし）に関してあまり知らずに
　ただ担いでいるだけの人も多いでしょう。
　このページでは、神輿（みこし）とお祭に関する小道具、それと和太鼓の小道
　具的なものの名称に関する豆知識をご紹介します。

　　　　　　　　　　　　　　　　輿（こし）

　・神輿（みこし）＝「輿」（こし）の尊敬語。よって御輿（みこし）とも書く。
　　　　　　　　　　輿とは長い柄のついた屋形（やかた＝家の形をしたもの）
　　　　　　　　　　に人などを乗せて担いで運んだもの。
　　　　　　　　　　祭礼に際しては、ご神体や神の御霊を乗せて運ぶため、神
　　　　　　　　　　輿（御輿）と呼ばれた。
　　　　　　　　　　四角形・六角形・八角形などの形がある。

　　　　　　　　　　　　　鳳凰

・鳳凰（ほうおう）＝御輿の頂点に飾られている鳥。古来中国で生み出された
　　　　　　　　　　想像上の鳥で、厳密には雄が鳳、雌が凰。麒麟（きりん）、
　　　　　　　　　　亀、龍とともに、よいことの前兆とされた。
　

　　　　　　　　　　　　　　　　蕨手

・蕨手（わらびて）＝神輿の屋根の四隅の、曲線で先端が巻き上がった形をし
　　　　　　　　　　ている装飾。灯籠（とうろう）などの屋根にも、この形が
　　　　　　　　　　見られる。形が早蕨に似ていることから、こう呼ばれる。
　

　　　　　　　　　灯籠

　　半纏（はんてん）と法被（はっぴ）＝今、この２つは混同して使われている
　　　　　　　　　　ようですが、もとは別物だったようです。
　　　　　　　　　　羽織は衿を表に折り返して着用しますが、衿の折り返しが
　　　　　　　　　　なくそのまま着るものが半纏です。胸ヒモもないので、帯
　　　　　　　　　　をまいて留めます。
　　　　　　　　　　一方、法被はもともと禅宗の高僧のイスの背にかける布を
　　　　　　　　　　指す言葉でしたが、能の男役が上着として着用する装束を
　　　　　　　　　　指すようになりました。さらに近世に町人などが着た短い
　　　　　　　　　　上着を指して呼ぶようになり、今では半纏も法被と呼ぶ人
　　　　　　　　　　が多くいるようです。

　　　　　　　　和太鼓

　　　　　　
　・和太鼓　　　　＝くり貫いた木製の胴に、牛や馬の皮を張って作られる。
　　　　　　　　　　長胴太鼓、宮太鼓など種類は様々。

　・櫓（やぐら）　＝もともとは「矢倉」と書き、字のごとく矢を収めておく倉
　　　　　　　　　　庫のこと。それが、火の見櫓（ひのみやぐら）など材木を
　　　　　　　　　　組み合わせた高い足場をもつ建造物を指すようになった。

　・ばち　　　　　＝太鼓を打つ棒のこと。「枹」または「桴」と書く。「桴」
　　　　　　　　　　は「いかだ」とも読む。和太鼓は２本のばちで叩く。

　・?（かん）と座金物（ざがなもの）＝太鼓に胴の部分に取り付けられる輪に
　　　　　　　　　　になった金具が「?」（「環」とも書く）。運搬用の取っ
　　　　　　　　　　手。この「?」を取り付けるために、胴に貼り付けられる
　　　　　　　　　　金属板が「座金物」。いろいろなデザインがある。座金（
　　　　　　　　　　ざがね）とも呼ばれる。

　　　　　　　　　　蛇踊り

　　メニュー

　　　　　
　和の趣味のページ～トップ
　
　着物とおしゃれⅠ
　着物とおしゃれⅡ（振袖・留袖）
　
　日本全国祭ごよみⅠ「三社祭」
　日本全国祭ごよみⅡ「祇園祭・ねぶた・
　　　　　　　　　　　　　　　阿波踊り」
　
　和太鼓・和楽器
　神輿（みこし）と和太鼓の名称豆知識
　
　冠婚葬祭・おばあちゃんの知恵袋
　
　和の布Ⅰ（絹など生地の世界）
　和の布Ⅱ（絣・紬・絞り染めなど）
　和柄（麻の葉・青海波・矢絣など）
　
　伝統工芸
　
　日本文化の歴史「米・織物・文字・宗教
　　　　　　　　　　　　武器・そして車・・・」
　
　お国自慢・名物・特産品
　
　古典文芸「能・狂言」
　
　和食Ⅰ「お寿司」
　和食Ⅱ「いなり寿司・きつねうどん・餅」
　和菓子（あんこのお話）
　
　昔話
　
　旧国名（信州・越後など）
　
　レトロ漫画
　日本映画
　落語・寄席
　
　
　着物とおしゃれのリンク集
　着物とおしゃれのリンク集２

　祭と和楽器のリンク集
　祭と和楽器のリンク集２

　日本の生活文化のリンク集
　日本の歴史文化のリンク集
　いろいろな日本文化のリンク集

　日本全国各地の情報のリンク集
　日本全国各地の情報のリンク集２

　伝統工芸・古典文芸のリンク集
　昔話・漫画・音楽・大衆文化のリンク集
　いろいろなリンク集

　プロフィール